どうも初めまして。お久しぶりの方はお久しぶりです。去年もなんか書いてたHADOエアプ野郎です。エアプ野郎がHADOに口を出すなというクレームはアドベントカレンダーを埋めろとわざわざLINEを飛ばしてきたぶちょう。さんのほうにお願いします。アドカレヤクザこわい。
アドベントカレンダー22日目担当の冬です。よろしくお願いします。
はじめに
フォロワー各位は概ねご存じの通り、僕がHADOプレイヤーだったのは2017年及び2019年のことです。大昔ですね。あの頃はまだ大学1年生だったと思うと時の流れの速さを感じます。2019→現在だとどうかはわかりませんが、さすがに一番日常的にプレイしていた2017年頃と今だと環境はプレイヤー側の戦術からも仕様からも大きく異なっているようです。異なっているはずです。…異なってますよね? 壁がパラ振りで枚数変わるのって最初からじゃありませんよね…? 今となっては相互フォロワーのHADOプレイヤーも残すところぶちょう。だけとなってしまいました*1。
このように諸々記憶が朧気になるほどプレイヤーを辞めて久しい僕ですが、実はつい先日HADO JAPAN CUPを見に行ったんですね。HADOの大会*2は何度か見ていましたが、今回は池袋サンシャインの噴水広場でやるというので(あんな開放的なところでやるんだ…?)と少し気になって出てきたのです。
知っているプレイヤーも少なく、仕様や環境にも変化が起こっているようで、それでも観戦して楽しめるのだろうか。そう思っていた部分も少なからずありましたが、いざ実際にHADOを観戦してみると、意外とわかるものはある*3のでした。
ということで今回は、体力・時間を考慮すると今後プレーヤーへ戻ることは難しいであろう自分が、それでもHADOを観戦して楽しかったこと、またその時に意識していたことなどを綴ってお茶を濁アドベントカレンダー22日目の記事とさせていただこうと思います。今後軽い気持ちでHADOを観戦したいな、と思った誰かの参考になればいいなと思います。知らんけど。
1.したしらべ
まあいくら何でも事前知識0!w知ってる現役選手三人!w*4みたいなエアプどころか舐めプモードで観戦しても面白くないだろうと思って、事前に出場チームについて調べていました。
軽い気持ちで観戦するために調べるなんてめんどくさい……と思うかもしれませんが、調べるといっても大したことはしていません。HADOは公式試合を行う際に試合用デバイスと個人のアカウントを連携する*5ので、すべての戦績がデータとして記録されています。そのうちのチームとしての実績等は、公式ホームページからわかりやすい形で閲覧することができるのです。
最初に気づいたとき、正直僕これちょっと感動しました。HADO公式は映像やらサイトやらがめちゃくちゃかっこいいことで(僕の中では)定評があるのですが、このページはお気に入りのうちの一つですね。
話がちょっと逸れましたが、ここでランキングや大会実績、ここ一年の公式試合の戦績、チームがいつからあるか*6、メンバー変遷などが確認できます。これに軽く目を通すだけでも何となくチームの特色がわかってつかみやすくなるかもしれません。
ちなみにArc-A'sを見て「そんな古株チームじゃないのに圧倒的に強い!」という印象を抱いてしまうと完全にミスリードなので補足しますが、このチームは結成時点で新人だったわけではなく、もともと別々のチームで一定の実績を積んだ選手が集まってできたチームです。最初はチーム単位で着目して情報を入れるだけでも大きく変わってきますが、HADOは意外とチーム間の移籍等が珍しくないので、慣れてきたら選手単位で注目してみると面白いかもしれません。誰かHADO選手名鑑とか出してくんねえかな
2.かんせんばしょ
やはり観戦をするには現地に行くのが一番だと思うというかこの記事自体現地観戦するという前提の上で書いているのですが、現地に行った際の注意事項(?)があります。慣れている人は皆さんお判りの通りなのですが、HADO観戦において、「選手が直接よく見えるかどうか」はあまり関係がないという話ですね。当たり前なのですが、モニターがよく見えないと何が起こっているか一切判らないのです。
HADO観戦とは、選手を見ることではなく、「モニターに映る情報を観る」こと。言葉に出すと簡単なようですが、日常生活に支障がないからって裸眼0.5で眼鏡もコンタクトもせず行動されている方に置かれましては、眼鏡などをお持ちになることをお勧めします。
僕は今回眼鏡を忘れて試合中の選手名表示を後輩に読ませました(カス)
3.なにをみるか
前の項で「HADO観戦とはモニターを観ること」と言いましたが、では何を観ればいいのでしょうか?
点数の推移、ライフの残り枚数などは見ておそらく誰でもすぐわかると思うので、それ以外にモニターにちょくちょく出てくるやつらの話をしたいと思います。
数字が等間隔で並んで出てきたら、これは試合前に各プレイヤーが設定した戦闘ステータスの内訳画面ですね。左から「SPEED」「SCALE」「CHARGE」「SHIELD」です。最近はチームに一人はSHIELDのステータスを5まで振っているタンク役がいるようなので、まずは一番右をパッと見て『タンク役がいるのかどうか』を確認すると”それっぽい”かもしれませんね(?)。タンク役のいるチームとの試合は点数の変動があまり起こらないので、試合運びの予想くらいまではここからできるかもしれません。
これは各自のシールド残数(と一番左は確かデス数)が確認できる画面です。いくらタンク役がいても、シールドを5枚使い切ってしまえばその人はもう小さな遅い球を放ることしかできなくなってしまいます*7。シールドの消費状況を見て、どちらの耐久に分があるかを判断できるかもしれません。
こちらはキルカウントと放った球の内当たった数を出してくれています。以前*8は今ほどタンクありき環境じゃなかったと思うのですが、全員がアタッカーだとパラメーターも併せて戦闘スタイルとかが顕在化するので面白かったです。今だとタンク二枚編成とかになったらもはや得点はほぼタンクじゃない最後一人のものですし、そもそもタンク編成を含む試合はキルデスの発生があまりないので、この辺の数値はあまり面白くないかもしれません。
おわりに
いかがでしたか?(言いたいだけ)
HADOのモチベが「知ってる人とワイワイ見てたから楽しい!w」を脱して早幾年の僕でしたが、今回の観戦は意外と楽しかったのでびっくりしました。『そこにある情報がなんだかわかる』というだけでも、かなり楽しめるレベルが変化してくるのだなと痛感しました。
プレイヤーの皆さんからしたら「なんだこのエアプ野郎…」と思われるレベルの解像度かもしれませんが、それぐらいの距離からわかるものにだけフォーカスして楽しむというのも一つの観戦体験としていいんじゃないかな、と思います。
HADOの変遷について詳しいことを知りたい方はこちらもどうぞ。
そのうちぶちょう。が2020年版と2021年版を出してくれると信じて、この記事は終わりにしたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。
*1:しおしおってまだHADOやってるんですか?
*2:定期的にやってる現地観戦を想定した大きめのやつのことです。今はグランドスラムって言うんでしたっけ?
*3:今回は「体験会及び『インストラクターに挑戦』の類のアクティビティを開催しているのを見たことがあるだけ」のリアル後輩を連れて行ったのですが、あるものを都度説明していたら意外と頭の中に残っているものがあったことに気づいたのです
*4:kouki選手はぶちょう。あたりの人脈を介して何度か遊んだことがあります。REE選手はディーバの時から顔が好きでした
*5:アワ時代の解像度がこの程度なので間違ってたら指摘してください
*6:古参チームの公認日が2018年の9月~10月にかけて表記されているので、このシステムの開始日は恐らくそのあたりからです。公認日がこの辺りの日付のチームは必ずしも公認日が結成日を意味しないともいえるので要注意
*7:人に当てることが現実的ではない球でもシールドに当たればシールドの耐久値はその分減衰するので、タンク役のステータスはほとんど1135(チャージ3)が一般的です
*8:僕が真面目に両国とかでHADOしてた頃